理論

長短(장단/チャンダン)

一楽曲が持つ固有のリズム形(rhythmic patten)を「長短」と言う。長短は、一定の速度のリズム形でチャングやプクが演奏する。大きく正楽と民俗楽の分け、正楽の長短は、各曲による基本長短を始めから最後まで、ほぼ変化なく一定に演奏する。それに比べて、民俗楽は音楽のノリ、奏者のノリにより、基本長短を保ちながらも変化に富み一層楽しくなるよう演奏する。

旋律が楽節により「起」「結」「解」の変化を音の陰陽の配合、或いは音の生死脈と称し、その生死脈による旋律の起伏を「起・景・結・解」とする。

音(歌や旋律)の生死脈により伴奏も音の変化させ「起・景・結・解」を作り出す。決まった楽譜は無く、即興で組み立て配合し演奏をしなければならない。

1.パンソリで使用する長短は、「진양/チニャン」「중모리/チュンモリ」「중중모리/チュンジュンモリ」「자진모리/チャジンモリ」「휘모리/フィモリ」「엇모리/オンモリ」「엇중모리/オッチュンモリ」

진양/チニャン
パンソリで最も遅い長短。「진/ジン」は「긴/キン(長い)」の全羅道の方言で、「양/ヤン」は「놀양/ノリャン」の「노래하는/ノレハヌン」の意味である。
3分拍6拍子(8/16))を1刻とし基本4刻24拍子を1長短と言う。


Copyright© 2014-2020 一社)民族音樂院  all rights reserved  プライバシーポリシー